千里ニュータウン50年事業記録集が完成、マップを配布
豊中市の千里ニュータウンまちびらき50年事業実行委員会(永田昌範・実行委員長、3月解散)が、2012年の50周年事業の成功を記念し、事業記録集と千里ニュータウンマップを作った。
実行委員会は、千里ニュータウンまちびらき50年にあたる2012年に、タイムスリップ展や千里50年まつりなどの記念イベントを千里ニュータウン各所で開催した。記録集は、事業を記憶に残すために冊子として作成した。A5版45ページで構成され、表紙は豊中市在住の書道家の藤本智奈美さんが題字を書いている。ホームページでも閲覧ができる。
マップは地図のほか、まちの紹介や歴史も掲載され、千里文化センター「コラボ」や千里ニュータウン情報館などで配布されている。マップは、過去2回行政が作成したが、今回は初めて実行委員会が作った。デザインを新たにしたほか、緊急避難地の情報などが新たに盛り込まれている。
千里ニュータウンは豊中市と吹田市にまたがる日本初の大規模ニュータウンとして開発され、1962年に佐竹台への入居開始で、まち開きした。半世紀が経って、少子・高齢化の進展や住宅の建て替えが進むなど、取り巻く環境が変化してきているので、まちの活力を発展、継承できるよう、市民、事業者、行政、専門家等が一緒になって、まちづくりを進めていく機運が高まっている。=情報提供・豊中市(梶川伸)
更新日時 2013/05/02