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創業80周年を迎える温泉宿「不死王閣」

開放感抜群の露天風呂。天然ラジウムを豊富に含み、しっとりつるつる肌に。5月は新緑に染まる露天風呂が気持ちいい季節だ

 池田市伏尾町128-1、温泉宿「不死王閣」は今年、創業80年を迎える。阪急池田駅から車で10分あまり。大阪市内からも30分というアクセスの良さと、四季折々の自然を感じながら、天然温泉が堪能できると人気を集めている。71の客室のうち20室が露天風呂付きになっていて、利用者に好評だという。
 不死王閣は、アユの養魚場で客にアユを釣ってもらい、料理して食べさせる料亭「伏尾の鮎(あゆ)茶屋」として、1933年に創業した。その後、旅館宿の営業をスタートさせ、今年で誕生50周年を迎える。支配人の谷向哲也さんは「2大周年を迎えられたのは、ひとえにご愛顧いただいた皆さんのおかげ。80年間受け継いできた創業者の思いと、50年間つなげてきたお客様とのきずなを見つめ、新たな気持ちで一歩を踏み出したい」と語る。
 記念企画として、「寿(ことほ)ぎプラン」(1泊2食付き、日~金曜利用、5人以上1室▽8000円~、入湯税別途)を用意した。季節の料理を楽しみ、特別価格で宿泊できるプランだ。料理長の1品サービスが付く特典もある。
 また、近隣の人が気軽に楽しめる「0泊2食プラン」(2食付き、午前11時チェックイン・午後9時チェックアウト▽9000円~)や「赤ちゃん連れでも安心ご宿泊プラン」なども用意している。「これからも不死王閣らしい心の通うおもてなしで、お客さんをお迎えしたい」と谷向さん。「初夏は余野川でホタルを鑑賞できる。名物の季節会席もぜひ味わってほしい」と話す。不死王閣へは阪神高速池田木部第1出口から約2キロ。阪急池田駅から無料送迎バスも。電話072-751-3540。プランの詳細はネットで「不死王閣」を検索。(進藤郁美)

更新日時 2013/05/09


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