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とよなかデンタルの宮本院長「患者と

レントゲン写真を大画面モニターで説明する宮本院長。目視ではわかりにくい歯の隙間を見付け、歯みがきの注意点など具体的にアドバイスする

「喜ばれることに喜びを」「医療人の前に良識人たれ」。豊中駅前で開業する「とよなかデンタルクリニック」の宮本祐太院長は、それが理念だと強調する。
宮本さんは開業前に大阪市・天王寺の小室歯科で副院長を務め、難しい症例を中心に治療を行う一方、技術だけでなく理念や信頼関係の大事さも学んだ。「1本の歯の治療回数には限界があります。だから安易に『削る抜く』という判断をせず、いかに生涯におけるその歯の治療回数を減らせるかを考えたい。あえて患部の様子をしばらく見る時もある。ただし必要と判断すれば徹底した治療を施します。一旦歯を失うと大掛りな治療になる。そのため、インプラントなどの人工歯をすぐ勧めるのではなく、歯を残すという選択も考えたい。ただそれには長期通院も必要で、信頼関係も不可欠。治療方針は患者さんが納得 するまで話し合ってから決定します」と語る。
人工歯のメンテナンスは当然だが、健康な歯も末長く「かむ、食べる」ためには年数回の検診が必要だ。検診は病気を食い止め進行を遅らせることが可能だが、歯医者の「痛い怖い」と言うイメージで足が遠い人もいる。それも宮本さんは変えて行きたいのだと言う。(柴田良治)
【とよなかデンタルクリニック】豊中市本町1-9-10 、マストメゾン豊中2階▽06-6858-6800▽日、木曜定休▽http://www.toyonaka-dental.com/

とよなかデンタルクリニック 宮本祐太

更新日時 2013/03/11


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