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わが子に伝えたい食卓⑪菜の花とヒジキの梅チャーハン

娘と2人の休日に、少し梅干しの量を控えて作る簡単ランチメニュー。野菜は、ホウレンソウやレタスなどを使うことも

 春野菜には、冬の間に寒さで体内に滞った老廃物を排出する成分が含まれています。冬野菜は体を温め、春野菜は夏に向けて体を作るというふうに、季節の食材を上手に取り入れることで、自然と免疫力もあがり、健康的。なかでも、ビタミンCも豊富な菜の花は、和え物やパスタまで、和洋問わず使いやすい食材です。
 乾燥ヒジキを水で戻し、菜の花はさっと茹でて刻んでおきます。フライパンにゴマ油(小さじ1)をひき、ご飯(茶碗1膳分)、水気を切ったヒジキ、叩いた梅干し(1個分)を入れ、軽く炒めます。全体に梅干しの味が行き渡れば、菜の花を加え、少しのしょう油で味を調えて、卵不使用の簡単チャーハンの完成。梅干しは添加物のない、梅と塩のみで作られたしそ梅を使ってくださいね。ヒジキはカルシウムや鉄分も多く、煮物、サラダ、炒め物と、ストックしておくと、あと1品という時にとても重宝します。
【烏帽子真理さん】池田市在住のフードライター・調理師・食育指導士。化学調味料を使わず、素材からだしを引き出す体に優しい家庭料理が得意。英語と食のサークル“hug!”を共催。http://ameblo.jp/communication-hug/

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