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池田市の「尊鉢の厄神さん」で厄神大祭

「尊鉢の厄神さん」の通称で古くから親しまれている池田市鉢塚3の釈迦院(赤松俊英住職)で1月18日、厄除け開運と家内安全を祈る「厄神大祭」が行われ、参道には多くの露店なども立ち並び、午後9時ごろまで多くの参拝者でにぎわった。
 線香の煙が立ち込める境内では、午後2時から約20人の修験行者による「採灯護摩祈とう」が荘厳に取り行われた。ほら貝の音が鳴り響くと、ヒノキとその葉を約2メートルに積み上げた護摩壇に火が付けられ、祈願したい人の名前や年齢などが書かれた護摩木が次々と火の中に放り込まれ、厄除けを祈った。
 この時に出る煙に触れるのも厄除けになると言われていることから、参拝者らは火の周りに集まり、「ありがたい、ありがたい」と言いながら煙を招いていた。護摩祈とうは約1時間行われた。
 厄神大祭は明日19日が本祭り(18日は宵祭り)で、午前11時から数人の僧が大般若経を転読し(正午まで)、午後2時からは採灯護摩祈とうが行われる。同院では2日間で数万人の参拝者を見込んでいる。
 問い合わせは同院072・761・8761。=情報提供•池田市(進藤郁美)

更新日時 2013/01/19


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