学生落語大阪冬の陣 池田市民文化会館で22日
池田市民文化会館アゼリア小ホールで12月22日、「全国学生落語の会-大阪冬の陣2012」が開催される。2002年から毎年行われているイベントで、関西を中心に東京や名古屋、長崎などから18大学の落語研究部が参加する。
第1回目からホストを務めるのは、地元の大阪大学落語研究部だ。イベントのプログラムや進行を取りまとめる福田正貴さんは、松田久罰海(まったくばちがい)という高座名で、トリの落語も担当する。2011年、阪大代表として高座に立った米山靖一郎さんは、「大学内や、近くの公民館でやる時は、20人も入ってくれれば大盛況。でも、これは245人収容のホールが舞台。それだけでもすごい経験になる」と話す。
普段は上方落語をけいこする関西の落語研究部が、江戸落語を学ぶ同世代の仲間と話す機会でもあり、「そういう意味でも貴重」と福田さん。「高座に立つのは1大学1人。言ってみれば、1番おもろいやつが立つわけです。あ、自分でハードル上げてもうた」と、落語らしい語り。
イベントは午前10時半から午後6時ごろまで。入場無料。(礒野健一)
更新日時 2012/12/08