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克明南部連合自治会が歴史の勉強「次世代に伝える」

熱心に話し合う自治会の会員たち。話し合いは2時間近くに及ぶことも

 豊中市の岡町、宝山町などの7自治会で組織する克明南部連合自治会が月に1度、石塚会館(豊中市岡町北1)で歴史勉強会を開いている。克明南部連合自治会は豊中市立克明小学校の旧校区にあたり、1993年から美化活動や老人クラブなどの運営などを行ってきた。歴史の勉強が始まったのは2011年7月。「郷土の歴史を次世代に伝えたい」との声をきっかけに、昔の地図や歴史書などを持ち寄り、戦前戦中の記憶をすり合わせる作業を続けている。
 10月6日の勉強会では戦前の小学校についての思い出が語られた。校庭に天皇、皇后の写真がまつられた「奉安殿」があったこと、元日でも「四方拝」のために登校していたことなどが話題に上った。ほかにも「尼崎市から児童が疎開していた」「卒業式の前日に大阪の大空襲があり、敵国の曲である『仰げば尊し』『蛍の光』を歌うことが禁じられた」などの証言もあった。
 連合自治会の会長、中崎孝之さんは「岡町の辺りはおよそ400年の歴史を持つ町場で、近代都市・豊中の原点。若い人にもっと誇りを持ってほしい」と話している。(早川方子)

更新日時 2012/10/10


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