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大分県とJR九州「まちあるき観光列車」運行

由布院駅から正面にそびえる由布岳は標高1583メートルある

 大分県とJR九州は、大分県・別府駅を中心にした日豊線と、豊肥線、久大線を使った「大分まちあるき観光列車」を12月まで運行している。コースは開催日ごとテーマを変えており、沿線の駅で途中下車をして、その街の歴史や文化を学んだり、名物料理を楽しんだりと、さまざまだ。また、観光ボランティアガイドと一緒に町歩きをすることで、より深く旅を楽しむこともできる。
 大分県は関西地域からの観光客誘致のため、9月に豊中市の千里中央で物産展を開いた。それを機に、まちあるき観光列車の試乗会に参加して取材した。現地では、7月に大雨の被害を受けた日田市などを通るコースが紹介され、日田の川魚や野菜を使った「ひたん寿司(ずし)」を味わい、由布岳(由布市)の雄大さに見入った。
 観光列車の定員は80人。出発の15日前までに申し込みが必要。久大線が10月27日、11月11日、豊肥線が11月3日、日豊線が11月24日、12月9日に運行予定。詳しくは大分県観光情報公式サイトhttp://www.visit-oita.jp/campaign/oitamachiaruki/、JR九州旅行大分支店097-534-3011。12面に関連プレゼント情報。(礒野健一)

更新日時 2012/10/10


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