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気軽に教会に② カトリック豊中教会

和風、チェコ風、中国風のデザインを兼ね備えた聖堂の前に立つ傘木さん

 聖堂は2011年度豊中市都市デザイン賞を受けた。木造かわら屋根の和風建築を基本にしていて、それだけでも珍しい教会の建物だが、エキゾチックな雰囲気も漂わせる。
 設計はチェコ出身のスワガー。日本に来る前に、中国でも教会を設計した。傘木澄男司祭は「いたるところにチェコや中国風のデザインが盛り込まれている」と話す。
 丸窓を多用し、その周りにチェコ風の飾りをつけているかと思うと、別の丸窓に格子をつけたり、卍模様をあしらったりと、見る者を楽しませる。中に入ると、10本を越えるヒノキの柱が、見えるままで天井を支え、その構造自体が魅力的なデザインとなっている。傘木さんは「木には温かみがあって、聖堂の中は落ち着く」と言って、木の椅子に座る。
 傘木さんは83歳。豊中教会は11年目。「このあたりは成熟していて、居心地がいい」と語る。地域との関係を頭に置き、「都市デザイン賞を受けてから、聖堂を見にくる人が増えた。スケッチをするグループもいる」と喜んでいる。(梶川伸)
【カトリック豊中教会】豊中市本町6-1-6▽06-6852-4110
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第44号(2012年10月11日)

カトリック豊中教会 豊中市都市デザイン賞 スワガー

更新日時 2012/10/05


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