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1杯100円 空港で利き酒

空港銘酒蔵=大阪空港北ターミナルビル2階、JAL出発ロビー内▽8~20時(無休)▽06-6856-6874▽立ち飲みカウンターもある

 大阪空港に「利き酒マシーン」と呼ばれる自動販売機がある。設置されているのは日本酒専門店「空港銘酒蔵」で、大阪空港や関西空港、神戸空港などでレストランや売店を運営する関西国際空港産業株式会社が、関西の日本酒を全国に広めようと、2007年1月に開いた。
 自販機はおちょこ1杯(30ミリリットル)が100円で飲める仕組みになっている。呉春(池田市)の「呉春本丸」をはじめ、秋鹿酒造(能勢町)の「倉垣村」、北島酒造(湖南市)の「近江米のしずく」など30種類が味わえる。赤米を使った赤い色の「伊根満開」(京都府伊根町の向井酒造)は、「甘酸っぱくて女性にも人気がある。女性の杜氏さんが作っています」と、店長の藤木幹子さんは説明する。
 藤木さんは趣味で蔵元巡りをするほど。店で販売する100種類ほどの日本酒のうち9割は「私好み」の酒を並べたという。「お米の味と香りが強い、濃いお酒が好きなんです」。藤木さんは「好みにあったお酒をアドバイスします。気軽に尋ねてほしい」と話している。(進藤郁美)

更新日時 2012/08/09


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