河内家菊水丸さん 「新池田音頭」を発表
7月10日、河内音頭家元である河内家菊水丸さんが、池田の魅力を盛り込んだ「河内音頭 新池田音頭」を同市役所で発表した。
菊水丸さんは、昨年も東日本大震災の復興のため、池田市が宮城県気仙沼市で移動式の循環型お風呂システムを開設することをきっかけに「北摂池田から震災の復興音頭を発信することで、何かしらの被災地への助けができれば」と「震災復興河内音頭(「北摂池田からがんばろう日本音頭」)」を作成、石橋まつりで初披露している。
今回の「新池田音頭」は、菊水丸さんが小南修身市長と対談した際、市政に対する市長の熱い思いに心を打たれ、改めて池田の魅力を歌にしようと思ったのがきっかけ。観光パンフレットなどの資料を元に、菊水丸さん自身が現地に赴き、歌詞に盛り込んだという。歌詞には名所旧跡などのほか、四季や歴史、名産である植木や地酒、池田で発明されたインスタントラーメンなど、その魅力がふんだんに折り込まれている。
菊水丸さんは「池田市民だけでなく、市外の方も歌を聞いた後、池田を観光して回ったような気持ちになってもらえれば」と語った。また、同音頭を今後全国発売するCDに入れたい旨の発言を受け、小南市長は「(CDに入れる話は)今初めて聞いたが、非常にありがたい話。これだけ池田に貢献いただいている菊水丸さんに、池田の“観光大使”的な役割を担っていただき、今後も池田をPRしてもらえれば」とプロポーズ。
小南市長からの突然のプロポーズを受け、菊水丸さんは「“観光大使”というのはどこにでもあるし、“池田音頭大使”として任命してもらえればありがたい」と笑顔で快諾した。(礒野健一)
更新日時 2012/07/11