池田市に「アヒルの学校」がオープン
ハナショウブが咲き誇る池田市鉢塚3の水月公園二尾池(ふたおいけ)付近にこのほど、アヒルの飼育小屋「アヒルのがっこう」がオープンした。
公園に来た子どもたちがアヒルと触れ合える場にしたいという地元住民の声をきっかけに市立五月山動物園(綾羽2)の職員らが人工池とアヒル小屋を作った。広さ約50平方メートル。周りをフェンスで囲い、アヒルをカラスなどから保護するためのネット屋根を付けた。
池には生まれてまだひと月ほどの10羽のヒナが「ピヨピヨ」と小さく鳴きながら連れ立って泳いでいる。
現在はまだアヒルが幼く管理に注意が必要なため、動物園の飼育員らがエサやりなどを行っているが、今後は住民らが中心となって世話をし、市がサポートする。市はアヒルの日々の世話や、子どもたちとのふれあい活動をともに行うボランティア「アヒルのせんせい」を募集している。問い合わせは市みずとみどりの課072-754-6275。=情報提供・池田市
(進藤郁美)
更新日時 2012/06/14