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豊中市消防本部が市内宿泊施設を一斉特別査察

自動火災通報装置の点検を行なう消防職員とホテル支配人

 5月13日の広島県福山市で7人の死亡者が出たホテル火災を受け、豊中市消防本部では5月14日、市内のホテルおよび同伴ホテル21施設を緊急一斉査察した。消防職員が、ホテル内の火災報知機や消火器の設置、避難するための出入り口の維持管理状況の確認などを行なったほか、従業員に消火設備の使用方法の周知を徹底するよう指導した。消防本部では「火災が発生しても被害が最小限に抑えられるよう、消火設備等の維持管理や避難訓練の実施などを各宿泊施設に指導徹底していくとともに、今後も定期的に査察を実施して指導の強化を図っていきたい。また、宿泊施設を利用する際には必ず非常口や避難経路を確認してほしい」と話していた。
 消防本部では、定期的に宿泊施設への点検査察を行っているが、福山市の事件を受けて、営業中のホテル施設への緊急一斉査察を決定した。=情報提供・豊中市(早川方子)

更新日時 2012/05/14


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