ふくまるカーシェアリング拡大
池田市は4月10日、車両を共同利用する「ふくまるカーシェアリング」に車両5台と設置場所3カ所を増やし、市内で計12カ所15台の利用が可能になった。
カーシェアリングは、ダイハツ工業(本社・池田市ダイハツ町)が市に無償提供した新型車両「ミライース」「ムーヴ」各5台を、市立池田病院などの公共施設や商業施設の駐車場など池田市内9カ所に設置し、今年1月に始まった。タイムズ24(本社・東京都千代田区)が運営する。4月1日現在の会員数は359人で、サービス開始以降、利用者が増加していることからダイハツ工業がさらに5台を無償提供した。
増車する5台のうち1台はUR都市機構が所有するアルビス緑丘(緑丘2丁目1番アルビス緑丘団地115号棟前)に設置した。
市の担当者は「利用者からは『家で車を所有していないので助かっている。深夜などでタクシーがつかまらないときにも利用できるのが良い』という声があった。好評をいただいているので、今後も事業を拡大していき、環境にやさしいまちづくりを推進したい」と話している。
カーシェアリングの利用には会員登録と車両の事前予約が必要で、料金は月額基本料金(1000円)と時間料金(200円/15分)から(ガソリン代・保険代などを含む)。登録時に会員カードの発行手数料1500円が必要だが、池田市民は無料。池田市環境にやさしい課072-754-6242。専用WEBページ(http://timesplus.jp/lp/pub/ikeda/)で見ることもできる。=情報提供・池田市
(進藤郁美)
更新日時 2012/04/10