池田小6年生がろうそくとせっけんを手作り
池田市立池田小学校(大和町1-4、鎌田富夫校長)の6年生の児童20人が1月30日午後、栄本町のエコミュージアムで再生ろうそくと廃油を使ったせっけんを作った。完成品は2月12日、エコミュージアムのイベントで販売される。
同校は6年生が1学期から総合的な学習時間にボランティア活動を取り入れている。児童はエコミュージアムのほか、市立さくら幼稚園、中央保育園、ちいさな絵本館、市立落語みゅーじあむ、ほほえみの園、校区周辺の公園清掃の7班に分かれて活動を行っている。これまでの活動を発表しようと、バザーを企画した。
この日、児童らは男女2班に分かれ、男子は再生ろうそく、女子は廃油せっけん作りを体験した。ろうそく班は使用済のろうそくを鍋で溶かし、着色したろうをヨーグルトなどの空き容器に流し込んだ。一旦冷やしてから2色目、3色目を足し、カラフルなろうそくを次々と作り上げた。にできあがっていた、色とりどりのろうそくを作り上げた。
せっけん班は水、苛性ソーダ、廃油を入れたペットボトを約20分ほど振り、容器に流し込む作業をした。児童らはいくら振っても思うように固まらず、「腕が痛い」と言いながらせっけんを作り上げた。出来上がったせっけんが使えるのは1カ月先になるという。「日常にはできないいい経験になった」「ろうがなかなか固まらなかった」「やってみると面白く、もう一度やりたい」」「苛性ソーダの力がすごい」など感想を話した。
バザーの収益は池田駅前てるてる広場に第1号機が完成した太陽光市民共同発電所の運営費用に充てられる。=情報提供・池田市
(進藤郁美)
更新日時 2012/02/01