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3月3、4日にミュージカル「ピノキオ」

本番さながらの迫力で歌って踊る出演者たち

 一般公募によるマチカネファミリーミュージカル「ピノキオ~真実を求めて~」が3月3日(土)と4日(日)、豊中市立アクア文化ホール(曽根東町3)で上演される。豊中市制施行75周年を記念して、文化・芸術活動を通じて青少年の育成を図る団体「マチカネステーション」が主催する。
 集まった41人の出演者は、2011年8月から練習を続けている。小、中学生も多い。制作の北野寛年さんは「お金をいただく以上、子どもの発表会にはできない」と話す。演技や歌のレッスンは厳しく、セリフの言い回しや声の大きさ、目線など、細かく指導が入る。中には泣き出す子もいたが、指導陣は「苦労を伴わない感動はない」と手を緩めない。それでも練習を始めて約半年たった最近は、皆かなり上達したという。主人公のピノキオを演じる平岩蘭さん(中学1年)は「台本を覚えれば何とかなる程度に考えていたので大変」と話しながらも、「ピノキオは純粋な子で大好きです」と本番で演じるのを楽しみにしている。
 公演は2日間で3回(3日14時半~、18時~/4日14時半~)。1800円。12面にプレゼント。(早川方子)

更新日時 2012/01/30


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