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障害者支援の店 とよのピアin池田

「月に3回、私たちが店番をしています」と笑顔=東山作業所で

 阪急池田駅にある「とよのピアin池田」は大阪府をはじめ全国約40の障害福祉サービス事業所などに通う障害者らが作った品々を販売している。野菜や果物など旬のものが入荷するのを待っているお客さんも多く、月平均70万円、多い時には100万円を売り上げる。
 池田市と能勢町、豊能町にある8カ所の事業所が豊能北自主製品販売組合を作り、2002年6月に店を開いた。障害者の自主製作品を扱う数少ない常設店で、組合長で池田市東山町の東山作業所施設長の前田篤秀さんは「それまではせっかく作っても販路がなかった。障害者に生きがいや楽しみを持ってもらうためにも、常設にこだわった」と話す。
 店にはクッキーや野菜などの食品から肥料、花、茶碗や皿などの陶芸品、さをり織りのストール、手編みのベスト、ビーズアクセサリー、手すき和紙など数え切れないほどの商品が並ぶ。自主製作品以外にも各事業所が仕入れた商品などもある。販売員の九冨京子さんは「販売できるということが商品を作る励みになっている。みんな一生懸命に作っています」と話していた。
(進藤郁美)

とよのピアin池田 豊能北自主製品販売組合

更新日時 2011/11/02


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