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両親のハチミツを販売 アトリウム38

豊中市中桜塚3-13-15、橘高マンション1階▽13時~18時▽基本は土・日・祝日が定休▽06-6841-9770

 豊中市・大塚公園の西側にハチミツ専門店「アトリウム38」がある。両親が採った天然のハチミツのおいしさを知ってもらおうと、北原寛子さんが2009年12月にオープンさせた。
 40年ほど前に祖父が養蜂業を始め、現在は両親が引き継ぐ。両親の養蜂の方法は毎年5、6月が和歌山県紀美野町、その後はミツバチとともに北海道士別市に移動して9月までハチミツ採集を続ける。1人っ子の寛子さんは家業を継ぐことなど考えたことはなかったが、ある時、かかわることならできると思ったという。
 「そもそもウチのハチミツはおいしいのか」というところからの出発。手作り市などにハチミツを持って行っては反応を見て、勉強した。寛子さんは「ハチミツ好きが多いことに驚いた」と笑う。両親が収穫するハチミツは1斗缶(24キロ)約300本分で、すべてが手作業。「世の中が進化しても、昔から形を変えていないのが、ハチミツのすごいところ」と寛子さん。北海道のソバ、アカシア、さまざまな花のミツが混ざった「百花」、和歌山のハゼ、ミカン、アオキの6種類がある。80グラム670円から。
 (進藤郁美)

◆「アトリウム38」ホームページ http://atorium38.petit.cc/

アトリウム38 北原養蜂

更新日時 2011/11/01


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