自由自在に音と遊ぼう 楽ようこさん
毎週水曜日午前10時から、豊中市中央公民館(曽根東町3)で、親子を対象としたユニークなリズム体操教室が開かれている。ピアノに合わせて体操をしたり、童謡を歌ったり、時には絵を描くなど、自由に自己表現するというもので、多い時には40組以上の親子が集まる。
教室の講師は、元小学校教諭の楽(らく)ようこさん。2007年に教室を始め、現在は豊中市、池田市、箕面市、宝塚市まで活動範囲を広めている。楽さんは教諭時代に養護学級の担任になったのをきっかけに、子どもの「紙1枚で思わぬものを作り上げる」自由な発想力にひかれるようになった。
その経験を生かして教室でのモットーも「自由自在」。眠たい子は寝ていいし、見ているだけのお母さんがいてもいい。楽さんのおおらかな方針と人柄は、お母さんたちの間でファンも多く、「子どもだけではなく親も一緒に楽しめる」との声が聞かれた。楽さんは「クレヨンひとつでもリズムが取れる。週1度でも音楽の中で時間を過ごすのは楽しいと思う」と参加を呼び掛けている。豊中市内では庄内公民館でも毎週火曜日に教室が開かれている。(早川方子)
更新日時 2011/11/03