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ママの就職支援 銀座食堂

【銀座食堂】豊中市庄内東町1-9-17▽11時~16時(ラストオーダー15時半)▽日曜、祝日定休▽06-4866-6741

 阪急宝塚線庄内駅東口から徒歩3分、庄内銀座商店街に9月1日、ハンバーグとハヤシライスをメーンにした洋食「銀座食堂」が開店した。
 ひとり親家庭の親や、就労に困難を抱える女性の雇用を生み出そうと、情報の輪サービス(大阪市中央区、佐々木妙月代表)が大阪府のふるさと雇用再生基金事業を活用し、20~50代の女性7人を採用して運営している。6月から接客の方法や調理を学んだり、メニューや店内のレイアウトを考えたりして、開店に向けて準備をしてきた。
 マネージャーを務める村山礼子さんは「従業員はみな飲食店で働いた経験はあるが、店を運営するのは初心者ばかり。メニュー作りが大変で、試作と反省会を繰り返す毎日だった」と振り返る。従業員のひとりは「新たな知識や技術を覚えることは楽しかった。従業員全員が同じような悩みを抱えていたので、周囲の理解も励みになった」と話す。
 オープン当日は大盛況だった。流れがつかめず、お客さんを待たせることになってしまったというが、村山さんは「新しいことに挑戦している従業員の姿を見守ってほしい。地域の中に溶け込んで、長く愛される店にしたい」と話している。
 豊南市場の食材を使ったランチは3種類。1番人気の銀座ランチは、180グラムのふわふわのハンバーグとエビフライ2尾に、ポテトサラダ、小鉢、ライス、スープ、プチデザートが付いて880円。前日にメニューを決めるきまぐれランチ(780円)、牛スジを使ったふわふわタマゴのせハヤシライス(780円)もある。11月1日から昼間とはガラッと雰囲気を変えた夜の営業を始める予定。女性ひとりでも入りやすい立ち飲みバーになるとか。庄内へ行く楽しみが増えた。
 (進藤郁美)

庄内銀座商店街 銀座食堂 ふるさと雇用再生基金事業 情報の輪サービス

更新日時 2011/09/21


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