「萩の寺」で9月17日から萩まつり~東日本大震災の追悼・復興を祈念し、准提観音を公開
「萩の寺」で親しまれている東光院(豊中市南桜塚1)で、9月17日から25日まで「萩まつり道了祭」が行われる。期間中には護摩や俳句会、茶会などさまざまな行事が開催されるほか、境内に咲きそろう10種3000株のハギの花も見ごろを迎え、まつりを彩る。また、今年は、東日本大震災物故者追悼復興祈願として、秘仏とされる准提(じゅんてい)観音大菩薩像(高さ、幅ともに約33センチメートル)の特別拝観が初めて行われる。同院では、「大阪もかつて浪速(なにわ)と呼ばれ水害に苦しんだことから、波の間から出現する准提観音は、水からの恵みをもたらし水害を防ぐと信仰を集めました。今回の公開で、津波で被災された皆さんへ追善と復興への祈りを届けたい」と話している。=情報提供・豊中市(早川方子)
更新日時 2011/09/14