子育てサークル⑮ ソーセージ クラブ
双子や三つ子をもつ親たちのサークル「ソーセージ クラブ」は、連帯と親睦をはかりながら多胎児の育児環境を向上させる目的で、毎月第4月曜日に豊中市の子育て支援センターほっぺ(岡上の町2)か千里公民館(新千里東町1)で、集まる会を開いている。
多胎児を持つと、妊娠中から母体の管理により気をつけねばならず、育児も手がかかることから、お母さんは家にこもりがちになる。
サークルの世話係で、小学3年生の男女の双子をもつ平尾純子さんは「子どもがある程度大きくなったら、子どもだけで遊んでくれるから双子の方がかえって楽。大変なのは最初だけだから、がんばって」とエールを送っていた。
取材日、妻に付き添っていた会社員の八木宏昌さんは「双子が生まれて3カ月で6キロやせた」と笑いながらも、「子ども連れを見かけたら声をかけて手伝うような、子育てに優しい社会になってほしい」と話していた。(早川方子)
更新日時 2011/09/05