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阪急庄内駅前に食堂オープン 女性の雇用創出へ

昭和のレトロな雰囲気をイメージした銀座ランチ

 豊中市・庄内銀座通りに9月1日、「銀座食堂」がオープンした。ひとり親家庭の母親など就労に困難を抱える女性の雇用創出のため、豊中市が大阪府の「ふるさと雇用再生基金事業」を活用して設置したもので、20代から50代までの女性7人を従業員として採用し、開店に臨んだ。

 働きたい気持ちは強いが、子どもの急な体調不良など突発的な休暇に対して理解のある事業所は少ないため、就労の機会を逃しているひとり親家庭の母親は多い。銀座食堂では、就労支援の一環として店舗の2階で一時保育を実施するなど、環境づくりに努めている。調理を担当する三崎恵子さん(40)は、「従業員全員が同じような悩みを抱えていたので励みになりました」と話している。

 メニューは豊中の台所・豊南市場が近くにある利点を生かし、同市場で仕入れた新鮮な素材を使ったきまぐれランチ(780円)や、ふわふわとした柔らかい食感のハンバーグとエビフライ2尾がセットになっているボリューム満点の銀座ランチ(880円)、牛すじ肉と一緒に煮込むことで濃厚な肉のうま味が溶け込んでいるハヤシライス(780円)など3種類。営業時間は午前11時~午後4時、定休日は日曜日と祝・休日。今後10月から弁当の販売、11月からディナーの営業を予定している。問い合わせは、銀座食堂06-4866-6741。=情報提供・豊中市(早川方子)

更新日時 2011/09/02


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