子育てサークル⑫ しょうない おやこでにほんご
地域の外国人ママが日本人親子と交流しながら日本語を学ぶサークル「しょうない おやこでにほんご」が毎週火曜日、豊中市立庄内図書館で開かれている。子育て中の外国人ママと日本人ママがそれぞれ子どもを連れて一緒に料理をし、おしゃべりをして、互いの文化への理解を深め、多文化共生社会を一緒につくろうというもので、外国人ママの出身地はオーストラリア、中国、台湾、韓国などさまざま。
取材した日、図書館の調理室ではクッキーとシフォンケーキのレッスンが開かれていた。料理が得意な中国人ママの張奕(チャン・イー)さんが先生になって、子どもたちも一緒に材料をかき混ぜたり計ったりと和気あいあい。去年9月に豊中市に引っ越してきた台湾出身の羅美恋(ロ・メイレン)さんは「以前は家の中にこもってばかりいた。ここに来ることで友だちが増えてうれしい」と笑顔で話していた。「おやこでにほんご」は岡町図書館でも開かれている (早川方子)
更新日時 2011/07/18