「羅針盤」が豊中市原田元町に2つ目の作業所
豊中きらら福祉会の工房「羅針盤(らしんばん)」(山河正裕施設長)が7月1日、豊中市原田元町2-25に2つ目の工房をオープンさせる。
羅針盤は、病気や事故などで障害を負った高次機能障害者や中途障害者に、生きがいづくりのための通所作業所を豊中市春日町3-1で運営している。工房に通うメンバーは70人に増え、手狭になっている。このため、第2工房の設立を目指していた。
高次機能障害は外見からはわからず、「目に見えない障害」と呼ばれている。全国で30万人以上がいると言われ、少なくとも年間1万人以上が増えていると推測されている。山河さんは「羅針盤でも、利用希望者が後を絶たない状況」と話す。
新しい工房では、焼きドーナツや無添加ジャムなどを作って販売する。6月26日午前10時から、開所の式典をし、7月から利用が可能になる。連絡は羅針盤06-6152-4780。(梶川伸)
更新日時 2011/06/06