「池田市さつき展」始まる 5月29日まで
サツキの愛好家らが丹精込めて育てた盆栽を展示する「池田市さつき展」が5月24日、池田市役所1階のロビーで始まった。29日まで。
市の花のサツキ(別名:サツキツツジ)の魅力を知ってもらおうと、この時期に毎年開いている。
サツキはツツジ科の仲間で、一株から複数の色の花を咲かせる「咲き分け」の品種が多いのが特徴。会場には、「明日香(あすか)」「飛鳥錦(あすかにしき)」「旭の泉(あさひのいずみ)」といった品種や、高さ約25センチから1メートルを超える盆栽まで色鮮やかな53点がずらり。
人気投票の対象になっているサツキもあり、最優秀賞(市長賞)には賞状と記念品が贈られる。投票した人はお楽しみ抽選会の抽選券がもらえる。
子どもと一緒に観賞していた武美和さんは「子どもたちと家の庭でサツキを育てていますがまだ小さく、このように立派なものを育てられたらいいのになあと思います。色鮮やかで形もそれぞれ違いますが、これは大切に育てられた思いが形になってあらわれ、素晴らしい作品となっているんでしょうね」と話していた。
午前9時から午後5時(29日は午後3時まで)。入場無料。
また、27日~29日は、市役所前の池田駅前公園でサツキの即売会(午前9時から午後8時まで、29日のみ午後4時まで)を開催。サツキの苗木や盆栽、草花などの販売のほか、草花プレゼント(各日午後1時30分から、先着100人)、サツキ盆栽の整形実演(各日午後2時30分から)も行なわれる。=情報提供・池田市
(進藤郁美)
更新日時 2011/05/24