このエントリーをはてなブックマークに追加

浅利市長が政策項目の進捗状況を自ら評価・公表

 豊中市は、浅利敬一郎市長が昨年5月、2期目の市政運営を始める際に定めた70の政策項目について、その進捗状況を市長自らの評価とともに公表した。

 市長は全ての項目をA~Eの5段階で評価。それぞれを4~0点として点数化した結果、280点満点中184点となり、進捗度は66%だった。5つの基本政策のうち、乳幼児医療費助成の小学6年生までの拡充や、子宮頸(けい)がん・ヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンの一部助成、前立腺がん検診の実施による市民健康診査の充実など「安全に元気に住み続けられるまち」の項目は72%の進捗度と最も評価が高かったが、経常収支比率95%の達成や職員定数の適正化などを含む「市民感覚で市政を進めるまち」の項目は進捗度54%と、もっとも低い評価となった。

 市では自治基本条例に基づき、市民との協働や市政に関する情報の公開に努めており、今回初めて政策項目の進捗状況を公表。市長自ら基本政策を評価し広く公表することで、市民に市政運営について理解と関心をもってもらい、着実に政策の推進を図ることが狙い。今後は毎年度ごとに取り組み状況を評価・公表する予定だ。

 公表結果は政策企画部企画調整室や市政情報コーナーで配布している他、市ホームページでも閲覧可。問合せは、同室06-6858-2675=情報提供・豊中市(礒野健一)

浅利敬一郎

更新日時 2011/04/27


関連地図情報