池田・倉田市長が5選「防災リーダー養成」
池田市長選挙は4月24日に投開票が行われ、無所属で現職市長の倉田薫さんが、新人で共産党が推薦した無所属の柴田外志明さんを破り、5選を果たした。投票率は51.62%だった。
同夜の当選報告会には大勢の支持者のほか、浅利敬一郎・豊中市長をはじめとする近隣首長や国会議員らが集まり、万歳で当選を祝った。倉田さんは「市議会議員選挙を5回経験し、市長選挙では5回目。計10回目の選挙で、総仕上げとして戦った」と今回の選挙を振り返りながら、喜びを語った。
5期目について倉田さんは「国の形、自治体の役割が大きく変わる4年になる。基礎自治体は住民に何をなすべきかを考えなければならない。小さくても誇れる池田のために、これからが真剣勝負」と決意を述べた。具体的な施策として、2つ目の敬老会館の建設、地域防災リーダーの養成、小、中学校の連携教育などを挙げた。防災リーダーは東日本大震災を受けたもので、講習を受けた200~300人を想定しているが、将来は500~1000人に増やしたいという。(梶川伸)
選挙結果は次の通り(当落、票数、氏名、年齢、所属と現職、新人の別、当選回数の順=いずれも開票日現在)。
当29769倉田 薫62無現⑤
11735柴田外志明61無新
更新日時 2011/04/25