このエントリーをはてなブックマークに追加

豊中市が水道スマートメーターの実証実験

水道スマートメーター

 豊中市上下水道局は2021年9月30日、水道スマートメーター※に関する実証実
験を開始した。2022年3月31日まで。
 水道スマートメーターは水量などを測定する電子式メーターに、メーターで測定した情報や、漏水・逆流などのアラーム情報を無線で遠隔送信できる無線通信端末を取り付けたもの。このメーターを活用することにより、水道使用量の自動検針や漏水の早期発見などが可能になる。今回の実証実験では、通信強度の確認ならびに使用水量の見える化など、付加できるサービス内容の検討を行う。2022年度以降も様々な通信端末で実証実験を続け、豊中市に適したサービスを検証する。

【実験の概要】
■設置場所:
 大口径(φ50mm~100mm)…市立小・中学校施設11カ所
 小口径(φ13mm~ 25mm)…戸建住宅・マンション居宅10カ所
※口径によるメーターの位置・材質の違いに伴う通信状況を確認
■協力会社:愛知時計電機株式会社
■協力内容:
 電子式水道メーターへの交換・無線通信端末の取り付け
 クラウドコンピューティングシステムの提供
■今後の展開:
他の通信方式での実証や水道料金等の算定・管理システムとの連携検証、本格導入に向けた課題の抽出と解決方法の検討などを行い、将来的な全戸導入について判断する
=情報提供・豊中市 2021.10.03

更新日時 2021/10/03