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アフリカの植樹支援 池田でリサイタル

幸田さん(左)と仲道さん

 アフリカの砂漠で木を植えている日本青年を支援する会(池田市、坪居壽美子代表)は5月22日午後2時から、池田市民文化会館アゼリアホールで、幸田浩子&仲道郁代デュオ・リサイタルを開く。支援する会はコンサートの入場料の中から約100万円を、NGO「緑のサヘル」(本部・東京)へ寄付することにしている。
 「サヘル」はアラビア語で「岸辺」の意味で、サハラ砂漠南側の半乾燥地帯をさす。緑のサヘルはチャドとブルキナファソを拠点に、砂漠化の防止のための植樹や、食糧不足に苦しむ住民の地域生活のための活動をしている。
 支援する会は、緑のサヘルを支援するために1992年に発足した。当初はチャリティーバザーを開催していたが、2003年からは毎年、クラシックを中心にしたコンサートを開き、入場料を緑のサヘルへ贈っている。
 今回出演する幸田さんは豊中高校出身のソプラノ歌手で、美しいコロラトゥーラの歌声で知られる。仲道さんはピアニストで、大阪音楽大学の特任教授も務める。演奏はリストの「愛の夢3番」、ショパンの「バラード第1番」など。当日券4000円、前売りは3500円で、池田市民文化会館などで販売。連絡は支援する会(072-761-0508)。(梶川伸)

アフリカの砂漠で木を植えている日本青年を支援する会

更新日時 2011/04/20


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