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豊中市が9月議会に補正予算案

 豊中市は9月月定例市議会(8月27日招集・9月4日初日)に、約36億円の一般会計補正予算案を提出する。
 全国で新型コロナウイルスの新規感染者は継続的に確認され、秋から冬にかけてインフルエンザをはじめとした他の感染症の流行や、台風による災害の多い季節を控えるため、感染症拡大予防と防災のに重点を置いている。
 また、一部事業費を見直した減額補正案も提出し、地方創生臨時交付金の活用と合わせ、支援に必要な財源の確保をする。。
 補正予算案のうち、新型コロナウイルスに関連する主な施策の概要は次の通り。

1.高齢者インフルエンザ予防接種無償化 【118,297 千円】
・新型コロナウイルス感染症及びインフルエンザウイルス感染症の同時流行による混乱を防ぐため、重症化しやすいと言われている 65 歳以上の高齢者にかかるインフルエンザ予防接種を無償化
◎対象接種期間:10 月~12 月(流行前の接種を推進)

2.新型コロナウイルス感染症に係る妊婦応援 【111,677 千円】
・特別定額給付金の補完的な位置づけとして、4 月 27 日時点の妊娠届出者に対しギフトカードを送付
◎ギフトカード 5 万円分
◎対象者は約 2,200 人
◎申請なしで届出者の家庭に送付

3.自宅療養における食事提供 【10,800 千円】
・新型コロナウイルス感染症の軽症者の自宅療養などが増加していることから、外出せずに自宅療養に専念してもらうため、生活支援として配食サービスを実施
◎患者本人の負担額はなし

4.避難所での感染症対策物品の購入等 【17,772千円】
・新型コロナウイルス感染症の今後の流行に備え、避難所の感染症対策として必要な物品や、業務継続に必要な衛生用品などを購入・備蓄
◎避難所の感染対策として簡易テント、組み立てベッド
◎業務継続に必要な衛生用品 N95 マスク、フェイスシールド
=情報提供・豊中市 20.08.31

更新日時 2020/08/31