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豊中市のシェアサイクル順調

 豊中市は市域中南部で東西の移動を補強するため、シェアサイクルの実証実験を実施していて、利用状況をまとめた。スタートした2019年11月月1日から2020年6月末までの集計で、順調に拡大している。

◆実証実験の概要
・実施エリア:阪急岡町駅以南の市域中南部
・設備 :サイクルポート 45 箇所。電動自転車 170 台(令和2年6月末現在)
・利用方法 :スマートフォン等を利用し、ポート位置・空き情報確認、予約、貸出し、返却および決済を行う。どのポートからでも貸し出し、返却が可能
・料金 :70 円/15 分 1,000 円/12 時間
・実施体制 :実験主体・豊中市、運営・OpenStreet 株式会社、プラットフォーム・HELLO CYCLING
・実験期間 :令和元年 11 月 1 日~令和4年 10 月 31 日(3年間)

◆実験の途中経過
1.サイクルポート数は、当初の 27 箇所から 45 箇所に、自転車台数は、70 台から 170 台と、サービスは順調に拡大
2.利用回数は、11 月の 1,123 回から 6 月の 3,483 回と 3.1 倍に、利用者数は、11 月の 390 人から 6 月の 870 人と 2.2 倍に増加
3.新型コロナウイルスの感染拡大後も、3密とならないシェアサイクルは増加傾向
4.豊中市内実験エリアポート間の利用が 78.9%、30 分以内の利用が 62.0%と短時間短距離の移動が主であるが、共通のプラットフォームである大阪市や池田市等との移動も可能で、市外への移動が16.8%を占める
5.ポート別では、①北急緑地公園駅西、②阪急服部天神駅北、③阪急庄内駅東等駅周辺の利用が多い
6.区間別では、①北急緑地公園駅西~服部緑地西口、②阪急服部天神駅北~勝部寺内線城山町、③阪急庄内駅東~曽根島江線庄内栄町の東西間の利用が多い
7.動線としては、阪急曽根駅と北急緑地公園駅、阪急庄内駅と庄内宝町を結ぶ路線等の移動が多い
=情報提供・豊中市 2020.07.22

更新日時 2020/07/22