豊中市がノンフロン自然冷媒の実証実験
豊中市は、空調機で使用する冷媒を自然界に存在する物質で作られた「ノンフロン自然
冷媒(GF-08)」に変更する実証実験を、2020年7月1日から実施している。11月
30日まで。
実証実験は、自然冷媒(ノンフロン)を使用することで、電力使用量の低減や冷媒が漏
洩した際の地球温暖化への影響の軽減が期待できることから、この有効性や安全性を明ら
かにし、自然冷媒の本格導入を検討する。実験は、空調機の冷媒を扱う株式会社ギケンテック(本社:豊中市向丘3-12-11、上田光社長)が実施する。
内容は①環境部所管施設での従来の冷媒(代替フロン)の使用状況を調査し、規模や使用状況、実施できる安全対策を考慮した上で、実験に適した施設を選定。空調機の冷媒を「ノンフロン自然冷媒(GF-08)」へ入れ替える②施設で使われる総電力量や空調機個別の電力使用量をモニタリングし、自然冷媒(ノンフロン)の導入前と導入後を比較して効果検証を実施③自然冷媒(ノンフロン)使用時の安全性の検証とライフサイクルコストの算出。
=情報提供・豊中市 2020.07.04
更新日時 2020/07/04