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市立豊中病院で地下水の利用を開始

 豊中市の市立豊中病院2020年6月1日、敷地内の地下水をろ過し、院内で上水として使用するための設備の運用を開始した。 災害発生時でも、入院患者や市民にとって安全安心な医療サービスの提供ができるよう、断水時の水の確保を目的に設備を導入した。
 停電しても、自家発電機を使用し最大3日間のろ過水が製造できる(1日あたり250立法メートル)。 製造したろ過水は水道水と同等の水質であることから、平常時も飲料水として使用するほか、透析などの医療行為に使用することが可能。今回の設備導入により、上水使用などの経費、年間約1670万円分の削減も期待される。
 システム提供事業者は三菱ケミカルアクア・ソリューションズで、契約は2035年5月31日まで。
=情報提供・豊中市 2020.06.07

更新日時 2020/06/07