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豊中市が新型コロナウイルス対策を市議会に提案

 豊中市は2020年6月1日、新型コロナウイルス感染症への緊急対策の補正予算案を市議会に提出した。新しい生活様式に対応した暮らしや産業などの支援、児童生徒の学びの環境づくりを提案している。

【主な緊急対策】
◆地域サポート応援事業
・地域密着型のコロナ対策事業に取り組む事業者・市民団体・NPO 法人に活動支援金を支給
・市独自の寄附ポータルサイトによるクラウドファンディングも活用
◎活動の例:地元商店街の活性化への 取り組み、こどもの居場所作りなどの活動
◎1 件あたり 30 万円(上限)
◎補正額8,005 千円

◆ オンライン面会 支援事業
・面会が制限されている介護施設・病院等において、入所(入院)している人と家族等とでオンライン面会が可能となるよう、施 設にタブレット端末の貸し出しを行う
◎希望する施設に無料で貸し出し
◎補正額380千円

◆地域の人々を元気にする芸術作品等制作への助成
・市内在住のアーティスト、クリエイターなどを対象に、市民や地域を元気づける芸術作品等の制作への助成を行う
◎個人 10 万円×10 人=100 万円
◎団体 20 万円×15 団体=300 万円
◎補正額4,000 千円

◆新しい生活様式に対 応する事業者への売上アップ応援事業
・新しい生活様式に対応した商品・サービス などで販路開拓・売上アップに取り組む事 業者グループを支援するため、関連経費を助成
◎30 万円×200 グループ=6 千万円
◎補正額 60,427千円

◆継続的な福祉サービス提供のための新たな市・事業者間連携 促進事業
・感染症拡大時においても継続的な提供が求められる介護・障害福祉サービスに関し、市および事業所間の連携を強化するた の協定締結や相互間協力のしくみづくり、タブレット端末等の ICT 環境整備などを行う
◎補正額5,000 千円

◆継続的な福祉サービスを提供する事業所職員のための特別給付金
・新型コロナウィルス感染症の影響が長期化するなか、継続的なサービス提供を行う高 齢者・障害者サービス事業所および障害児通所支援事業所で従事する職員を支援するため、特別給付金を支給
◎一人当たり 1 万円
◎117,900 千円

◆新しい生活様式のための地域福祉活動補助金
・対面での見守りや交流会などを主としてきた地域福祉活動を、ウイルスとの共存を図 りながら新しい生活様式に適応したものとしていくため、各校区拠点へタブレット端末の設置などへの支援を行う
◎タブレット端末×39 拠点分
◎マスク、手袋、消毒液等の衛生用品
◎補正額10,627千円

◆子育て世帯のストレ スとの向き合い方講座
・テレワークの浸透などの一方、子育て世帯 にとって高まるストレスとの向き合い方を学 ぶ Web 講座を実施
◎アンガーマネジメント講座
◎こども支援講座
◎補正額 700 千円

◆こころのケア相談事業の拡充
・新型コロナウィルス感染症の影響が長期化するに伴い、市民の不安やストレスも増大 していることから、こころのケア相談の体制を強化するため、専門相談員の配置と専用 相談ダイヤルの設置を行う
◎精神保健福祉士等 2 名を配置
◎補正額11,801千円

◆学び方改革に向けた 児童生徒 1 人 1 台のタブレット環境整備
・学び方改革に向け、家庭や校外での学習も併せた個別最適化教育を進めるため、児童生徒 1 人 1 台のタブレット端末を整備。同時に、障害のある児童生徒がタブレット学習を行うことができるよう点字ディスプレイの整備を行う
◎タブレット端末×約32,400台(うち補 正対応 26,600 台)
◎補正額1,620,513千円
=情報提供・豊中市2020.06.04

更新日時 2020/06/04