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豊中市が手話言語アクションプランを策定

 手話言語の理解と普及について総合的で計画的に施策を推進するため、豊中市は「豊中市手話言語アクションプラン」を策定した。
 市第五次障害者長期計画の分野別計画として策定。2023年度までを実施期間とし、すべての人が「手話=言語」と理解して、障害の有無に関わらず手話を習得し、手話でコミュニケーションをとることができる地域社会の実現をめざす。 主な内容は次の通り。
【手話による 情報取得・情報 発信】
◇手話による情報発信
①市制作動画への手話映像の挿入
②手話通訳者を設置する会議・イベントの開催 割合の拡充
◇市窓口での手話対応の向上
①市職員向け手話講習会の受講者数の増加 実施期間中の目標累計受講者数=のべ 150 人
◇)民間での手話対応の取り組み支援
①講師の派遣などによる民間企業などでの手話 学習支援
【手話への理 解の促進及び手 話の普及】
◇手話に触れる機会の確保
①市広報、ホームページ、SNS、印刷物などを活 用した手話の普及啓発
②手話啓発イベントの実施
③講師の派遣や教材の紹介などによる、こども園、幼稚園、学校等での手話理解の取り組み支援
【手話による 意思疎通の支援】
◇当事者の手話習得の支援
①聴覚に障害のある乳幼児と保護者の手話習得の機会の確保
②難聴者向けの手話講習会の開催回数の増加
◇手話通訳者の養成及び確保
①受講者のレベルに応じた手話講習会や地域で 活動する手話通訳奉仕員の養成講習会の修了者数の増加=実施期間中の目標累計受講者数=219 人
◇手話で相談できる場の確保
①聴覚障害者相談員とビデオチャットで相談できる福祉・生活相談窓口の設置
②各種イベントへの手話通訳者の派遣回数の拡 充
=情報提供・豊中市2020.04.01

更新日時 2020/04/01