ICT活用で豊中市が日本電気から派遣社員
豊中市はICT(情報伝達技術)を活用した行政サービスの向上や課題解決の推進に民間企業のノウハウを活用するため、日本電気(NEC)から社員1人をを研修員として、2019年11月12日から2020年2月10日まで受け入れる。
豊中市本市は9月に都市経営を進めるための具体的指針「経営戦略方針」を策定。この方針で市民サービスの利便性向上などにICTを活用することを掲げている。これを推進するため、民間人材のマッチング・派遣を行う一般社団法人コード・フォー・ジャパンが実施する共創型人材育成プログラム「地域フィールドラボ」を活用。NECのデジタル・ガバメント推進本部エキスパート・搗本明弘さんが派遣された。。
11月12日に、搗本さんが長内繁樹豊中市長と懇談。搗本さんは「これからの時代は官民連携と、自治体間の共創で行政サービスを変えていく時代と考えている。これまでの知識・経験を活かし、ともに公共サービスの利便性向上につながる提案を行う」と話し、
長内市長は「今後ますます人材不足が見込まれる中で、ICT化でできるところは 省力化し、生み出された余力で必要な政策にもっと力を入れていきたい。ついて
は専門家の力をぜひお借りしたい」と話した。
搗本さんは12月まで、職員向けのデジタルガバメント政策の最新動向セミナーや、ICTの活用による行政サービスの向上に向けた課題抽出や解決策検討のためのワークショップを開催。1月はITC活用による解決策の提案、2月にITC推進の方向性を提案 する。
=情報提供・豊中市
更新日時 2019/11/18