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市立豊中病院でロボット支援手術を開始

ロボット支援手術のイメージ図

 豊中市柴原町4-14-1,市立豊中病院で2019年度から、「ロボット支援手術」を始めた。実施しているのは消化器外科で、最新の手術支援ロボット「ダヴィンチ」を使っている。
 豊中病院の柳本喜智医師によると、ロボット支援手術とは、従来の「開腹手術」より小さな創(傷)で行う「腹腔鏡手術」をさらに進化させた術式で、さまざまなメリットがあるという。例えば、お腹の中を3次元のハイビジョン画像で確認でき、細かな血管や組織を認識することができる。また、腹腔鏡手術で使用する手術器具はまっすぐのため動きに制限があるが、ロボット支援手術で使用する手術器具は人間の手のように自在に関節を曲げることができるため、腹腔鏡手術より手術操作を安全かつ緻密に行うことができるそうだ。
 柳本医師は「このようなメリットを手術に生かすことで、手術による合併症を減らし、患者の負担を軽減することが可能となる」としている。
=マチゴトへのメールから2019.08.25

更新日時 2019/08/25