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豊中市が薬物乱用防止オリジナル啓発動画を公開

動画の一部

 中学生や高校生など若者の大麻や危険ドラッグの乱用を防ぐため、豊中市は府立桜塚高校(中桜塚)の生徒らと協力し、薬物乱用防止オリジナル啓発動画「For LIFE~薬物乱用ダメ。ゼッタイ。~スライドショー」を制作し、4月1日に公開した。
 生徒が制作した啓発絵画作品やメッセージを、豊中市ゆかりのロックバンド「ヴォイスクラッカー」と市が共同制作した啓発楽曲「For LIFE~薬物乱用ダメ。ゼッタイ。~」に合わせて紹介する内容で、絵画作品使用数が15枚の短編版(2分45秒)と、170枚の長編版(7分50秒)があり、動画サイト「YouTube」と市ホームページで公開。若者に薬物への誘いを断る勇気を持つよう訴える。
 市は、ヴォイスクラッカーや府立豊島高校(北緑丘)の生徒らと協力し、同曲のCDとプロモーションビデオを2018年春に制作。YouTubeや市ホームページで公開するほか、府立学校全202校とと四課市立中学校18校へ同曲CD・ビデオを配布。それらを活用し、イベントでのキャンペーン、地域のラジオ局・FM千里での楽曲放送、大阪府警察ホームページでのビデオ掲載などを通じて、若者に向け啓発してきた。
 今回、市内高校生とのコラボ啓発動画第 2 弾として企画。桜塚高校の生徒が薬物乱用防止をテーマに、「若者が同世代の若者に向けて発信する」というコンセプトで制作した絵画を活用。薬物依存の恐ろしさや薬物への誘いを断る勇気といったテーマで描いたイラストに併せて「薬物依存症は治したくても簡単には治せない」「自分の未来を想像してみて、断る勇気も必要」などのメッセージを掲載するスライドショーになっている。
 2018年9月、ヴォイスクラッカーと豊島高校は、音楽を通じて薬物乱用防止に多大な貢献をしたとして大阪警察本部刑事部薬物対策課長から感謝状が授与された。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2019.04.10

更新日時 2019/04/10