「TOYONAKA ビジョン 22 vol.22」を発行
豊中市は、都市に関する問題や本市の抱えるさまざまな課題、今後の解決策などを多角的な視点から論じる機関誌「TOYONAKA ビジョン 22 vol.22」を発行した。1998年から毎年発行し、今回で22号。
今号の特集のテーマは「持続可能な地域共生社会」。多くの自治体で、少子高齢化と人口減少にともない、地域社会が疲弊し、地域におけるつながりが薄れているといわれる。その中で、住民同士の助け合いによって共生社会を実現していくにはどういった方策があるのかを大学教授が論じるほか、子育て世代への支 援に取り組む NPO 法人理事長の論文などを紹介。また、トピックスは「まちづくりとしての地域包括 ケアシステム」と題して、地域共生社会の実現に向けて本市が進めるシステムの豊中モデル構築や本、市の若者支援の取り組みを掲載している。
発行は豊中市政策企画部とよなか都市創造研究所。A4版62ページ。価格は1000円で、とよなか都市創造研究所(豊中市中桜塚3-1-28)や 市政情報コーナー(市役所第二庁舎4階)で販売している。市内図書館や出張所などの市施設でも閲覧可。
◇「TOYONAKA ビジョン 22 vol.22」の概要
<特集:持続可能な地域共生社会>
・「地域福祉とコミュニティ再生」法政大学法学部教授 名和田 是彦
・「子育て世代に対する支援」 特定非営利活動法人こまちぷらす理事長 森 祐美子
・「地域共生社会におけるソーシャル・ファームの役割」 関西学院大学人間福祉学部助教 平尾 昌也
・「地域住民から見た地域包括ケア―持続可能な地域共生社会をめざして―」 立命館大学経済学部教授 佐藤 卓利
<トピックス:まちづくりとしての地域包括ケアシステム>
・「地域包括ケアシステム・豊中モデルの取り組み―地域共生社会の実現に向けて―」 豊中市健康福祉部 地域福祉課長補佐 後藤 良輔
・「若者の育ちを支える、希望ある地域へ―豊中市における若者支援の実践を通して―」
一般社団法人キャリアブリッジ代表理事 白砂 明子
=情報提供・豊中市(梶川伸)2019.04.06
更新日時 2019/04/07