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発達支援の中核施設「豊中市立児童発達支援センター」を 4 月 1 日に開設

豊中市立児童発達支援センターの案内

 障害や発達に課題のある子どもへの地域支援や切れめのない支援を充実するため、 豊中市は4月1日、新たに「豊中市立児童発達支援センター」を障害福祉センターひまわり(稲津町)内に開設する。
  市は子どもの発達に対、し「気づく」「つなぐ」「 支える」の基本姿勢のもと、子どもが地域社会の一員として自分らしく育つことをめざしている。これまで児童発達支援センター「あゆみ学園」 (福祉型、桜の町)と「しいの実学園」 (医療型、稲津町)で通所支援を中心に事業展開してきた。今回開設するセンターでは、子どもの障害の種別に関わりない発達支援の中核施設として、一人一人の発達特性に応じた支援のコーディネート 機能を強化・拡充し、関係機関と連携した総合的な支援を提供する。
 豊中市立児童発達支援センターの主な機能は次の通り。

◆多様化する発達特性への対応
〇成人期までの切れめのない支援の充実
・成人期以降の障害者を支援する障害福祉センターひまわりを併設。青年期からの移行期などでさらに連携し、施設全体で年齢に関わらない障害児・者の支援を強化
〇医療職・社会福祉職などの専門職によるこども療育相談
・発達に関する助言などを行う基本相談
・通所支援や医療・保健・福祉・教育などのサービス利用計画の作成
・集団での支援についての助言などを保育所や学校など子どもが通う施設に行う訪問支援

◆心の通じ合う親子の関係づくり
〇小集団親子教室(児童発達支援・放課後等デイサービス)
・こども園などへの入所・入園後や就学後(概ね小学校2年生まで)の子どもを対象に拡充(従来は未就園児を対象)。発達への課題や不安に対して積極的に支援
・乳幼児健診などで発達の課題が見られた子の保護者に対し、子どもの育ちに合わせた関わり方な どの助言や支援を実施
〇親子通所
・子どもと保護者が共に通所でき、保護者による子どもの育ちの確認のもと、子どもの生活習慣の 獲得や集団生活の土台づくりを行う

◆専門医療機関との連携による子どもの発達に関わる幅広い診療の実施
〇医師による診察 拡充
・身体障害に加え、発達に課題のある子どもへの診察を開始。必要に応じて医学的処置や専門医療機関への紹介などを実施
〇理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による専門的なリハビリテーションなどの実施

◆発達支援についての幅広い視点を持つ民間事業者とのパートナーシップのもと行う、旧あゆみ学園 (桜の町)での療育支援
〇障害又は発達に課題のある1歳以上の未就学児(医療的ケアが必要な人は除く)を対象に利用できる一時預かり事業
〇単独通所事業
・小集団での生活や遊びを通して、人との関係の土台づくりや基本的な生活習慣の獲得を支援 〇個別療育事業
・多様化する子どもの発達特性を個別に評価し、特性にあった関わりや支援を行う
=情報提供・豊中市2019.03.30

更新日時 2019/03/29