豊中市長が 「世界首長誓約/日本」に全国 4 人目の署名
豊中市の長内繁樹市長は8月8日、パリ協定の実現に寄与するため、欧州連合(EU)の「国際都市間協力プログラム」のプロジェクトである日本各地の首長が地球温暖化防止対策などの推進を約束する「世界首長誓約 /日本」に署名した。誓約への署名は、大阪府内では初めて。全国でも大津市・ニセコ町・五島市に続き4番目(2018年8月8日現在)。
「世界首長誓約/日本」は、世界で約8000の自治体が加わる「世界気候エネルギー首長誓約」を各地 域の特性に応じて展開するため2018年8月に、国内で発足した。 「世界首長誓約/日本」の誓約書に署名した自治体は2年以内に「気候エネルギー行動計画」を策定し、国の目標以上の成果を掲げることになる。
また、長内市長は、2018年7月6日に設立された「気候変動イニシアティブ」への参加も行った。これは、企業、金融機関、自治体、研究機関などを対象とし、「パリ協定
がめざす脱炭素社会への転換は、新たな成長と発展の機会を生み出す」という認識に立ち、日本から世界の最前線に参加することを目的とした組織。 豊中市はパリ協定の実現に向けて、国内で新たに設置された横断的な2つの組織(「 世界首長誓約/ 日本」と「気候変動イニシアティブ」)に参画することで、地球温暖化防止対策への目標を掲げることになる。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2018.08.010
更新日時 2018/08/10