石橋キャンパスプロジェクトに感謝状
大阪大学の学生が石橋の街を一つのキャンパスと見立て、商店街などと一緒にさまざまなイベントや体験教室を企画、開催する「石橋キャンパスプロジェクト」に対し、9日、池田市から感謝状が贈られた。
学生側の中心となっているサークル「石橋×阪大」を代表し、文学部4回生の奥村美咲さんが市役所を訪ね、倉田薫市長から感謝状を受け取った。市長は「これからも学生ならではの発想やエネルギーを大切に、行政や商店街ではできないところを補っていってほしい。今やっていることは種まき。たくさん種をまけばどこかから芽が出るはず」と激励した。
奥村さんは「石橋キャンパスプロジェクトを進められたのは、地域、商店街、大学など多くの方々の支えと協力があったからです。表彰のことを報告すると、商店街の方々が自分のことのように喜んでくれうれしいです。今回の表彰が、より多くの人に石橋×阪大の存在を知ってもらうきっかけになればと思います」と話した。
「石橋×阪大」では2月19日に消しゴムはんこ作家のピピンさんをゲストに迎え、「消しゴムはんこを作ろう!!」のイベントを開催するほか、3月12、13日には「いしばし文化祭」として、商店街の各所でアクセサリーのワークショップや落語会、音楽イベントなどを企画している。(礒野健一)
更新日時 2011/02/10