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豊中市が研究報告書「豊中市民の生活の質」を発行

 豊中市は、市民の生活の質はどの程度なのかを調べるため、「豊中市民の生活の質に関するアンケート」調査を行い、他の中核都市との比較などの分析して、報告書を発行した。18歳以上の8000人を対象にし、回収率は35.6%(2847人)だった。
 A4版144ページでモノクロ。発行は豊中市政策企画部とよなか都市創造研究所。 500円。販売はとよなか都市創造研究所(中桜塚3-1-28)、豊中市役所市政情報コーナー(市役所第二庁舎4階)。
 以下は概要。

◇豊中市と他の中核市との比較
・1万世帯当たり建物火災出火件数、人口1万人当たり交通事故発生件数、人口1000人当たり自殺者数、要介護認定者1人当たりの介護保険事業特別会計の支出が少ない
・人口増加率(昭和55年~平成27年)、大学進学率、納税者1人当たり所得、女性の平均寿命が高い
・事業所1000件当たり特許出願数、高齢者1000人当たりに対するホームヘルパー数が多い
・自治会加入率、持ち家世帯比率、30-49歳の女性の労働力率が低い
・15歳~49歳女性1000人に対する産婦人科医師数、人口1000人当たりの医師数、0歳~5歳児人口に対して保育所の定員数、人口1人当たりの総生産額、人口1000人当たりの小売事業所数と販売額が少ない
・高卒者進路未定者数が多く、一人暮らしの高齢者率が高い
◇豊中市民の生活の質に関するアンケー
・年代別や等価可処分所得を使って所得と幸福度の関係を調査。どの年代においても、等価 可処分所得が低いと幸福感や健康感を損ねていることが分かった
・子ども時代の貧困が、幸福感や健康感など、その後の人生にもマイナスの影響を与えていることがわかった
=情報提供・豊中市(梶川伸)2018.05.19

更新日時 2018/05/19


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