このエントリーをはてなブックマークに追加

庄内駅周辺の放置自転車台数を半減

庄内駅周辺の放置自転車数の推移

 豊中市は、市内でも放置自転車の台数が最も多い阪急庄内駅周辺で2015年4月から、駐輪場の開設や利用料金の見直し、PR・撤去活動の強化などの取り組みを行い、2018年2月で放自転車台数を半減させることに成功したと発表した。
 庄内駅周辺の放置自転車は2013年6月調査で1078台だった。2016年2月調査では449台。629台の減少で、58%減となった。
 市によると、3つの対策が効果を上げた。1つ目は、利便性の良い駐輪場の整備。庄内駅前の庄内駅前庁舎1階に、100の駐輪場を開設した。また、民間の駐輪場の整備を促進するため、経費の一部を助成する「豊中市民間駐輪場整備助成事業」を開始した。
 2つ目は利用料金の見直し。短時間(2~3時間)の利用料金を無料化したほか、通勤・通学者を離れた駐輪場へ誘導するため、駅までの距離や駐輪場における階層の利用率の平等化を図るため、階層に応じた料金体系に変更した。3つ目はPR(啓発)と、撤去活動の充実。撤去回数を約2倍にした。=情報提供・豊中市(梶川伸)2018.02.26

更新日時 2018/02/26