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家庭で余った食品が子ども食堂の食材に

10月28日のフーズドライブで寄付された食品

豊中市は12月20日、「フーズドライブ」活動で市民や市職員計37人から寄付されたジュースや缶詰、乾麺(めん)などを、豊中市社会福祉協議会を通じて桜塚小学校区の子ども食堂「さくら食堂」の食材として提供する。食材はその日に調理され、夕食の食卓に上る。
 フードドライブは家庭で余っている食品を集め、地域の福祉団体に提供する活動で、「もったいない」を「ありがとう」に変える取り組み。10月28日に豊中市役所で実施し、120,9キロの食品が集まった。さくら食堂に提供するのはその一部。
 市はフードドライブを2017年から始め、市内のイベントを中心にこれまで計5回行っている。寄付された食品は社協に渡し、子どもの居場所づくり地域福祉モデル事業で実施する市内の子ども食堂に配布するほか、生活困窮者の相談対応などで提供する。また食品の買い過ぎや作り過ぎを減らす行動への意識を高めることにより、廃棄物の減量などにつなげる。
 市は2016年度から子どもの居場所づくり地域福祉モデル事業検討委員会を設置し、モデル地区の校区やNPO、施設代表、行政関係者で子ども食堂ネットワークをつくり、情報交換をするとともに、フードドライブなどによる食材支援を行う体制づくりを始めている。モデル地区の対象には、桜塚校区のほかに庄内南校区・野畑校区・高川校区の小学校区がある。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2017.12.19

更新日時 2017/12/19


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