このエントリーをはてなブックマークに追加

豊中市立桜井谷小学校周辺の交通安全対策の整備が完了

桜井谷小学校周辺の地図

 豊中市立桜井谷小学校通学路で2015年5月に発生した通学中の児童が巻き込まれる交通事故を受け、豊中市は地元や学校関係者、警察と協議を重ね、交通安全対策の検討、整備に取り組んできた。国土交通省による技術基準制定(2018年3月)後、府内では初となるハンプの設置などの整備が8月21日に完了した。
 整備したのは豊中市道・二中南側桜の町線。工事箇所は豊中市柴原町3.5丁目と宮山町1,2丁目。
 整備内容は1つは、歩行空間の確保だった。歩道、防護柵の設置のほか、グリーンベルトを設け、水路を暗渠(あんきょ)にした。
 交差点改良では、差点のコンパクト化、横断歩道の設置、交差点のカラー化、イメージハンプ(視覚的にハンプがあるように見せるもの)といった対策をとった。  
 自動車の速度抑制として、ハンプの設置、路面標示(通学路)、中央線の削除、規制看板
狭さく(自動車通行部分の幅を物理的に狭くする、あるいは視覚的にそのように見せる道路構造)に取り組んだ。
 ハンプは」道路の舗装を盛り上げて凸型にしたもので、通過する自動車が押し上げられることにより、運転者が走行速度を低減する。交通安全の向上を目的とした道路整備手法の1つ。=情報提供・豊中市(梶川伸)2017.08.23

更新日時 2017/08/23


関連地図情報