大池小学校の児童が育てたパンジーとビオラを府道に移植
豊中市立大池小学校の3年生と6年生児童247人が1月13日、自分たちで育てたパンジーとビオラの苗を同校前の府道に植え付けた。児童は、府道100メートルにパンジーとビオラを植えた木製プランター6台を設置するとともに、地域の商店や銀行にも苗を贈呈。移植した苗は、2月から3月ごろには見ごろを迎え、黄色や紫色、白色など5色のパンジーとビオラ約800株が街を彩ることになる。
今回の移植は、大阪府が実施している「みんなで育てる花いっぱいプロジェクト」の一環で、大阪府内の小・中学校などに土や花の種などを育ててもらい、その花を地域に植えることで、まちの緑化につなげてもらおうというもの。大池小学校では、昨年10月26日に3年生と6年生の児童や豊中駅前まちづくり推進協議会のメンバーや府・市職員などが集まり、土を作ったり、苗をビニールポットに植え付けたりした。その後、約2か月間にわたり、同校の児童らが水やりなどをして苗を大切に育ててきた。
豊中駅前まちづくり推進協議会は「大池小学校を中心にみんなで力を合わせることによって、さらに住みやすい街に変えていきたい」と話している。=情報提供・豊中市(早川方子)
更新日時 2011/01/13