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豊中南消防署が初期消火に尽力した3人に感謝状

表彰を受けた山田和人さん(左)と田渕英二さん (右)

豊中市南消防署(野村俊之署長)は5月10日、火事の期消火などに尽力したとして、株式会社山田工業(豊中市庄本町)の山田和人さん、田渕英二さん、株式会社ジャパンピットサービス(豊中市庄本町)の迫田雅之さんを表彰し、感謝状を贈った。
 火事は3月28日午後5時すぎに発生した。山田さんは工場で仕事中に爆発音を聞き外に出た。焦げたにおいがしたため、道路の向かいにある工場の閉まったシャッターの郵便受けから中をのぞいた。すると左奥に赤く燃る炎を発見。すぐにシャッターを叩き、大声で家人を呼んだ。
 建物の上階から家人が顔を出したので、火が出ていることを伝え、シャッターを開けると、北側の壁に置いてある段ボールが燃えていたため、119番通報。田渕さんと山田工業の隣の工場で仕事をしていた迫田さんが消火器3本を持って駆け付け、消火活動を行った。消防車が到着したときには火炎は確認されず、放水することなく鎮火した。
 表彰式に出席した山田さんと田渕さんは「地域に貢献できてうれしい。大きな火災になる前に迅速に消し止めることができて良かった」と話していた。
野村署長は「迅速かつ的確に連携して消火活動に当たったことにより、消防車が到着する前に延焼拡大を防ぐことができました。大変感謝しています」とお礼の言葉を述べた。
 迫田さんは仕事の都合で欠席したため、11日に南消防署が感謝状を手渡す予定。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2017.05.11

更新日時 2017/05/11


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