豊中市と豊中市歯科医師会が災害時連携協定
豊中市と豊中市歯科医師会(津金新会長)は4月13日、災害時の歯科医療救護に関する協定を締結した。大規模災害が発生した際に、歯科医療救護の活動内容をより具体的に表している
災害発生時に、歯科医師会は医療本部への参画や、災害時に医療保健センター(上野坂2)と庄内保健センター(島江町1)に設置される医療救護所に歯科医師・歯科衛生士の派遣をし、歯科医療を要する傷病者に対する応急処置を行う。また、避難所で口腔ケアを行うことで歯周病や口内炎を防ぐなど、健康に関する不安を軽減する取り組みを行う。そのほか、災害時の医療救護活動マニュアルの作成や防災訓練などでも市と連携する。
締結式では、淺利敬一郎豊中市長と津金会長が協定書に署名した。淺利市長は「災害時、市民の皆さんの避難所などでの生活環境の維持やストレスの軽減が非常に大事。お互いのノウハウを生かして、情報共有していきたい」と話した。津金会長は「災害時における救急対応や健康保持、身元確認など歯科の分野で大きな役割を担うと感じている。会員みんなで力を合わせて救護活動ができるよう備えたい」と語った。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2017.04.14
更新日時 2017/04/14